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世紀末シリーズ三作目。映画「マッドマックス・サンダードーム」をレビュー。ネタバレなし。

皆さんこんにちは。

マッドマックスシリーズの3作目の「マッドマックス・サンダードーム」を鑑賞しました。

相変わらずの世界観に安心です。

 

 

 

作品紹介

あらすじ

舞台は、核戦争で荒廃した地球です。

主人公で、元警官のマックスは、荒廃した世界をあてもなく旅します。

ある日、バータータウンと呼ばれる街に訪れるマックス。

マックスはその街で争いに巻き込まれていきます。

 

概要

ジャンルはもちろん、世紀末アクションですかね。

もう世紀末モノの代名詞とまで言えるマッドマックスシリーズ。

それの3作品目にあたるのが、今作のサンダードームです。

前作が結構ヒットしたようで、出演者には有名シンガーの、ティナ・ターナーを起用しています。

2作目のマッドマックス2についてはコチラの記事を。

4作目のマッドマックス・怒りのデスロードについてはコチラの記事をご覧になって下さい。

 

 

この映画の見どころ

世紀末のヒャッハーな世界観が見どころです。

むしろこのヒャッハーの世界観をみるためだけの映画と言っても過言ではありません。

しかも、ヒャッハー感はより増しているので、大満足です。

街もキャラクターも、色んな意味でメチャメチャですが、世界が崩壊した後の世界

ですから何でもありです。

特に映画のサブタイトルになっている「サンダードーム」が最高ですね。

いわゆる金網デスマッチみたいなものなんですが、世界観をよく表しているメチャメチャな戦いです。

ティナ・ターナーなどの有名人を起用して、いわゆるハリウッド映画なのに、よくこのシーンでオッケーが出たなと思うほどです。

本当は言いたいんですが、ネタバレになるので言いません。 

是非、自分の目で確認してください。

 

 

この映画のここが残念

ちょっとストーリーを練りすぎというか、話を盛り込みすぎというか…。

前作のマッドマックス2に比べて、変に話が少し複雑というか、話が色々展開しすぎるというか。

前作がわかりやすすぎるストーリーで、それがこの世界観を楽しむのにちょうど良かったです。

今回は、ちょっと欲張りすぎたかな~って印象です。

崩壊後の色々な世界を見せたかったのだと思いますが、なんか詰め込みすぎたかなって感じです。

 

ただ、何よりもこの作品の残念なところは、前作の俳優が今作には違う役で出演していることです。 

仁義なき戦いを見た方ならわかると思いますが、まるで梅宮辰夫です。

仁義なき戦いでは、梅宮辰夫は一回亡くなって、また違うキャラクターとして復活していました。(なぜか、眉毛を薄くするという謎の配慮が…。)

あれは冷めましたね~。

梅宮辰夫の最初のキャラクターが良いだけに、余計に冷めました。

なんか、せっかくの思い出を汚された感覚です。

 

マッドマックス3でもまったく同じことが起こっています。

結構混乱しましたし、結構冷めちゃいました…。

 

 

この映画のおすすめ度

★★★☆☆

星3つで、まあまあおすすめです。

梅宮辰夫現象がなければ、もっとおススメ出来るんですが…。

 

とりあえず、世紀末系の映画が見たい方にはおススメです。

あと、完全におバカ映画、B級映画となっているので、そういうのが好きな方にもおすすめです。