世紀末シリーズ最高傑作。「マッドマックス 怒りのデス・ロード」をレビュー。ネタバレなし。
皆さん、こんにちは。
マッドマックスシリーズの4作目、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を見ました。
イライラしたときに見返したくなる映画です。
作品紹介
あらすじ
崩壊した地球を1人旅する、主人公のマックス。
旅の途中、マックスは強大な敵に捕らわれてしまう。
命からがらそこから抜け出したマックスを、様々な敵たちが執拗に追いかける、ノンストップカーアクション。
概要
マッドマックスシリーズ4作目です。
実は、マッドマックスシリーズを見始めたのも、この作品がきっかけなんです。
世界観はもちろん世紀末ですが、残念ながら前作までのマックスを演じていた、メル・ギブソンは出てきません。
新しいマックスはトム・ハーディという俳優さんが演じています。
今作は相当ヒットしたようで、もう続編の制作も決まっているようです。
この映画のここが良い
映画冒頭で、主人公のマックスが敵に手下に捕まるところから始まりますが、そこからはまさにノンストップという感じで最後まで、まったく飽きずに見ることが出来ました。
これって単純に凄いことだと思います。
なにしろ勢いのある映画なので、怒涛の勢いそのままに最後まで見ることが出来ると思います。
その勢いの源がやはりアクションですね。
アクションとは言っても、カーアクションが基本の作りになっています。
原点に立ち返ったとも言えますが、もちろん、今までのどの作品よりも、このカーアクションがとにかく派手で、爽快です。
そして、カーアクションで使われる車両も多彩ですね。
色々なタイプの乗り物が出てくるので、見てて楽しいです。
またバリエーションが豊かなのは乗り物だけではありません。
敵・味方問わず登場人物も個性豊かでまたどれも魅力的です。
今までのシリーズだとどうしても、モヒカンにアーマーみたいな奴ばっかりで、正直似通ったキャラクターばかりでしたが、今回はモヒカンはもちろん、色々な見た目のキャラクターが登場します。
特に、敵の親玉のデザインがカッコいいですね。
ザ・ラスボスって感じで、見た瞬間にこいつは強敵だなってわかります。
マッドマックスシリーズの魅力である、アクションと世界観に磨きをかけた今作は、間違いなくシリーズ最高傑作と言えます。
この映画のここが悪い
決して、難しいストーリーや、練られたストーリーを望んでいる訳ではありません。
ただ最後に辿り着いた場所がなんだかなぁって思ったり…。
ネタバレになるので言いませんが、何の為の旅だったのかと考えてしまうというのも正直な気持ちです。
ここは、評価の分かれるところだと思います。
この映画のおすすめ度
★★★★☆
星4つでとてもおすすめという感じです。
ディストピア・ポストアポカリプスの世界観や、アクションが好きな方にはもちろん、ストレスが溜まっている方に是非みてほしいです。
嫌なことが吹っ飛びます。