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「死霊のえじき」のリメイク。映画「DAY OF THE DEAD」をレビュー。ネタバレなし。

みなさん、こんにちは。 

ゾンビ映画の、「DAY OF THE DEAD」を見ました。

実は有名な作品のリメイクなんです。 

 

 

 

作品紹介

あらすじ

何の変哲もない田舎町。

この町に正体不明のウィルス性疾患が蔓延し、州兵部隊によって一帯が封鎖されてしまった。

主人公のサラも軍人としてこの町の警戒にあたるが、サラの目の前でウィルスに感染した人々が、突如ゾンビ化してしまう。

サラは、無事に生き残ることが出来るのか…。

 

概要

この作品は、ジョージ・A・ロメロ監督の作品、「死霊のえじき」のリメイク版となります。

 

 

ジョージ・A・ロメロ監督といえば、ゾンビという存在に市民権を与えたと言ってもいい方です。

ゾンビ好きとしては、頭の上がらない方です。(笑)

 

ちなみに監督の作品は、他にもリメイクされています。

『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』

→『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀』

『ゾンビ』→

→『ドーン・オブ・ザ・デッド』

『死霊のえじき』

→『デイ・オブ・ザ・デッド』

これが一応ゾンビ3部作と、そのリメイクって感じです。

 

 

この映画のここが良い

主人公のサラは、女性軍人です。

とある町を封鎖しなければならなくなってしまうのですが、実はそこは生まれ故郷です。

その生まれ故郷がゾンビに襲われてしまいます。

そして、そのゾンビが何しろ大量です。

なんでかっていうと、ゾンビになるハードルがめちゃめちゃ低いんですね。

そんな感じでゾンビになるなら、もう地球滅亡じゃんってぐらいハードルが低いです。

もちろん、ハードルの低さにも理由はあります。

大量のゾンビと、そのハードルの低さというか、ゾンビ大発生の原因を突き止めるために、主人公のサラは奮闘します。

 

そして、ゾンビが大量発生ということで、色んなタイプのゾンビが惜しみなく登場します。

走るゾンビはもちろん、様々なゾンビが出てきますね。

ネタバレになるので言えませんが、ちょっと珍しいというか、お前ゾンビなの?みたいなのがあります。

 

そして、なによりどのゾンビも強いです。

どんどん人が亡くなっちゃいます。

特に、最後の方に出てくるゾンビがめちゃめちゃ強いです。

そして、そのゾンビとまさかアイツが戦うことになるとは…、という展開もあったり。

 

 いろんなタイプのゾンビ、そしてゾンビとの闘いがみどころです。

 

 

この映画のここが悪い

なにか没頭することが出来ない映画でした。

恐らくですが、どことなく漂うB級映画っぽさでしょうか。

狙ってB級っぽくしているのかわかりませんが、真面目な雰囲気のなかに漂うB級の香りが、受け付けません。

B級の漂うポイントは結構ありましたが、決定的なのは後半に出てくる、重要なゾンビの動きです。

なんか変な動きなんですよね~。

あれがかなり決定的だったと思います。

個人的には、るろうに剣心の映画を楽しんで観てたら、江口洋介扮する斎藤一の牙突のショボさに冷めるぐらいの衝撃はありました。

 

もちろん、B級がダメな訳ではありません。

しっかり目的意識を持った作品に仕上げてほしいという意味です。

ふざけるならふざける。

真面目に作るなら真面目に作る。

難しいときは妥協点を探す。

こういうことって結構大事だと思います。

 

あと、オチなんですが、解決しているんでしょうか。

一応ちゃんと観てたと思うんですが、なんかゾンビほったらかしな感じがしちゃいました。(笑)

 

 

この映画のおすすめ度

★★★☆☆

星3です。

B級っぽさもさることながら、あんまり心に刺さるもののない映画でした。

それなりには楽しめるので、まぁ観たければどうぞ程度のおすすめをします。

 

主人公のサラはゾンビから逃げ切ることが出来るのか。

気になる方はご覧になって下さい。