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ほのぼのポストアポカリプス。漫画も「ヨコハマ買い出し紀行」をレビュー。ネタバレなし。

皆さんこんにちは。

漫画の「ヨコハマ買い出し紀行」を読みました。

ポストアポカリプス系だけど、なんだかほのぼのして、またどこかせつない漫画です。

 

 

 

 

作品紹介

あらすじ

タイトルの通り舞台は「ヨコハマ」ですが、私達の知っている「横浜」とは似ても似つかない世界。

地球温暖化か、地殻変動か明言はされていませんが、水位の上昇により街の一部は水没。

当然人口も減り、かつての都市としての姿はそこにはありません。

主人公は、アルファという名の女性で、彼女はじつはロボット。

アルファは、高台にある喫茶店を「オーナー」から任されていて、店番をしながらオーナーを待ち続けます。

ロボットであるアルファと、喫茶店に訪れる人々の様々な出会いが語られます。

 

概要

日常系ポストアポカリプスといった感じで、終始ほのぼのとした雰囲気です。

作者は、芦奈野ひとしさん。

1994年から、2006年まで月間アフタヌーンで連載されていました。

全14巻です。

 

 

この漫画のここが見どころ

アルファと人々との関わり合いが見どころです。

アルファはロボットでありながら、人間よりも人間臭いです。

また、ヨコハマの人々は、都市の一部が水没しても特に悲壮感はなく、むしろ前向き。

この二者の心温まる触れ合いが見どころです。

ただ、これだけだとどこにでもありそうな日常漫画って感じですが、主人公はロボット、舞台はポストアポカリプスっていうだけで全然受け取り方が違います。

寿命が無限に近いロボットと、有限な人々との、水没する都市での触れ合いは、ほのぼのとしながらも、どこかせつなくセンチメンタルな気持ちになります。

 

あと、全体的に静寂というか、間が多くて、それも良い雰囲気になってますね。

 

 

この漫画のここが残念

絵はとても奇麗で繊細ですが、ある程度昔の作品なので古臭さを感じてしまうかも。

私は、大好物でしたが好みの分かれるところです。

 

 

この漫画のおすすめ度

★★★★☆

星4つでおススメです。

 

ポストアポカリプス系のほのぼのした漫画を読みたいときには外せませんね。