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ゾンビと恋愛とアクション。「就職難‼ゾンビ取りガール」をレビュー。ネタバレなし。

皆さんこんにちは。

福満しげゆきさんの「就職難!!ゾンビ取りガール」を読みました。

ほのぼの系かと思いきや、ちょっとグロかったりします。

 

 

 

作品紹介

あらすじ

舞台は、ゾンビと共存する日本。

ただ、ゾンビが驚異となる社会ではありません。

動きが緩慢で近づかなければ襲われることのない、そんなゾンビ。

ゾンビはいわば、街の邪魔者程度の存在です。

そんなゾンビのために生まれたのが、「ゾンビバスターズ」というゾンビ回収会社です。

主人公はこのゾンビバスターズで働いていて、ゾンビ取りをライフワークとしています。

この会社に、就職難のあおりから若くてかわいい女性バイトが新人として入社。

主人公と新人は、ゾンビを回収しながら、お互いの距離を少しずつ近づけていきます。

 

概要

ゾンビベースのアクションラブコメディーです。

絵柄からほのぼのした感じを受けますが、アクション要素が多く、またそれなりにグロテスクです。

2020年5月現在、2巻まで出ています。

作者の福満しげゆきさんは、「僕の小規模な生活」という漫画も書いていて面白いです。

 

 

この漫画の見どころ

この漫画の見どころは、主人公とヒロインの恋愛模様です。

主人公のゾンビを捕まえる姿にヒロインは魅力を感じていきますが、吊り橋効果みたいなものですかね。

この世界のゾンビはとても弱い設定ですが、されどゾンビですから、危険と隣り合わせの状況は恋愛を発展させるのでしょう。

ヒロインは少しずつ自分でもゾンビを捕まえるようになったり、主人公が強敵ゾンビを捕まえる勇姿を見るにつれて、どんどん主人公に惹かれていきます。

ゾンビを効果的に使った恋愛模様が見どころでしょう。

 

もちろんそのゾンビも、ただの恋愛のダシに使われるわけじゃありません。

ゾンビ愛をしっかり感じる描写です。

なかでも、ゾンビとのアクションシーンは結構凝ってます。

主人公自作のメカでゾンビを捕まえるアクションも見どころです。

 

あと女の子がかわいいです。

なんか特殊なフェチズムを感じます。

 

 

この漫画のここが残念

この作者の作品はもともと好きでしたが、ついにゾンビものを書いてくれたということで、残念なところはまったくありません。

 

ただ、環境が残念。

ドラマに原案を盗作されたとか、されてないとかいうつまらない事になっているみたいです。

こういう茶々が入るのはとても可哀そうですね。

気になる方は、ご自身でお調べ下さい。

 

 

この漫画のおすすめ度

★★★★★

ちょっと独断と偏見が入りすぎていますが、星5つです。

私の琴線にとても触れてくる作品でした。

 

ゾンビとラブコメというジャンルは比較的珍しいので、気になる方どうぞ。