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ポストアポカリプス系グルメ漫画。漫画の「廃墟のメシ」をレビュー。ネタバレなし。

皆さんこんにちは。

漫画の「廃墟のメシ」を読みました。

ポストアポカリプスとグルメの組み合わせが面白いです。

 

 

 

作品紹介

あらすじ

地球以外の惑星との往来が出来るほどの文明を築いた人類。

しかし、すでに文明は衰退しその遺物だけが残る世界です。

主人公のハルカは、探索師と呼ばれる少女。

前時代の文明が残した遺物を探索して、そこで得たものをお金に換えることを生業としています。

この世界には「コモンブレッド」と呼ばれるカロリーメイトのような固形食物しかありませんが、そのことに疑問を抱いているハルカ。

遺物を探しながらも、前時代の食べ物について調べることで、この世界の謎が解き明かされていきます。

 

概要

結構王道のポストアポカリプス系の漫画ですけど、食べ物に焦点があたっているという意味ではちょっと新しい感じです。

作者は、ムジハさんでアルファポリスというWEB漫画サイトで連載されています。

2020年6月現在で、3巻まで発行されています。

 

 

この漫画の見どころ

 

ポストアポカリプスとグルメという組み合わせが見どころですね。

ポストアポカリプス系の漫画は基本的に食料に乏しいのですが、この世界は「コモンブレッド」という全栄養補助食品が存在しているので、全く困っていません。

そして、「コモンブレッド」以外の食べ物は存在していませんし、公な記録もありません。

だからこそ、主人公の食べ物を求めるベクトルが食料の確保ではなく、グルメ的、嗜好品的なベクトルです。

ポストアポカリプス系としては珍しい描写ですね。

そして、この食べ物探しが世界の謎と繋がっていきますが、おもしろい切り口だと思いました。

 

あと何とも言えない絵柄と、そして女性がかわいい。

特に、廃墟とかわいい女性の組み合わせが個人的に好きなので、結構ツボです。

ちなみに、廃墟と女性、そしてカロリーメイトみたいな固形食物といえば終末少女旅行という漫画が思い出されますが、内容は全然違います。

終末少女旅行については、コチラの記事をご覧になって下さい。

 

 

この漫画のここが残念

特にないですね。

ただ、アクションとか、謎とかが色々ありますが、全体的には日常系漫画っぽい雰囲気があるので、どっぷりハマる漫画っていうよりも、サラっと、ダラっと読む漫画だと思うので、そこらへんが好みが分かれるかも。

 

 

この漫画のおすすめ度

★★★★☆

星4つです。

個人的にはとても好き。

 

絵の雰囲気が気に入ったなら、きっと気に入ると思います。